【撮影スポット5選】エモンズ(USS EMMONS)の沈没船ダイビング

副砲40mm連装機関砲・照準器【エモンズ】

副砲40mm連装機関砲・照準器【エモンズ】

沖縄最大の沈没船、エモンズ沈没船(USS EMMONS)。水深30m以上で流れも速いため、難易度は非常に高いダイビングスポットです。しかし、全長106mという迫力ある軍艦がほぼ原形を止めているのは今だけ。

戦争遺跡が好きなダイバーは、今のうちに写真や動画におさめておきましょう。この記事では、エモンズ沈没船の撮影におすすめのスポットと、撮影しながらのエモンズ沈没船ダイビングにおすすめのショップ、ワールドダイビングについて紹介します。

参考サイト エモンズ(USS Emmons)ダイビング・沖縄最大の沈没船

エモンズ(USS EMMONS)の沈没船とは

エモンズ(USS EMMONS)の沈没船とは

エモンズ沈没船は第二次世界大戦時に活躍した米軍の駆逐艦です。全長106mという沖縄最大級の沈没船で、巨大な主砲やスクリュー、ソナー、機銃などが、ほぼ当時の姿のまま海底に沈んでいます。

これほどの沈没船を国内で見られるスポットは少なく、戦争遺跡や沈没船が好きなダイバーはチェックすべきスポットです。

ただし、エモンズ沈没船を見るには水深30m以上のダイビングが必要で、さらに周囲も潮の流れがとても速いため、最上級のダイビングスキルが求められます。

エモンズ沈没船で撮影するときの注意点

エモンズ沈没船で撮影するときの注意点

九八式直接協同偵察機・日本軍の特攻機

エモンズ沈没船は海の深いところに沈んでいるため、1ダイブの撮影時間は非常に短くなってしまいます。良い写真を撮るためにはあらかじめ撮影対象の目星をつけ、何度か潜って構図を決めることになります。

エモンズの巨体を写すため、広角レンズでの撮影がおすすめです。

大きさを分かりやすくするために、他のダイバーにモデルになってもらうのも良いでしょう。また、水中ライトを使用すると沈没船独特の色を写しやすくなります。

エモンズ沈没船の撮影スポット5選

エモンズ沈没船ダイビングには、巨大な船体の至る所に撮影スポットがあります。しかし、1ダイブの時間は短いので、潜ってからあちこちに移動することはできません。

あらかじめ撮影するスポットを決め、その近くにエントリーすることになります。ここからは、エモンズ沈没船のおすすめの撮影スポットを5つ紹介します。

①船首からの全景

エモンズ沈没船の撮影スポット5選

USS EMMONS【エモンズの船首】

まず、エモンズ沈没船の全景を写したい場合は、船首側からの撮影がおすすめです。また、船首付近は発見当時から破壊されていましたが、近年ますますその崩壊が進んでいます。

なるべく早く撮影に行くことで、より当時に近い姿を残すことができます。ただし、崩壊のため危険な場所があるので、インストラクターの指示に従いながら注意して潜りましょう。

②主砲

主砲 MK12・5インチ砲 エモンズ・USS EMMONS

主砲 MK12・5インチ砲 エモンズ・USS EMMONS

エモンズ沈没船には、船首側に38径(12.7cm)5インチ砲の主砲が4門あります。また、付近には直径12.7cmの砲弾も見られます。

沈没時の戦況から、この砲弾に当時の米軍が実用化したばかりの近接信管(VT信管)が装着されていた可能性が高いそうです、主砲の迫力から人気の撮影スポットですが、砲弾はまだ爆発の危険性が高いため、十分に注意しましょう。

③スクリュー・プロペラ

スクリュー・プロペラ

船尾側からエントリーし、エモンズの後ろ側に回ると、巨大なスクリューやプロペラが見られます。ダイバーと一緒に写すのがおすすめのスポットの1つです。ただし、付近は水深が40mほどあるので、特にスキルや準備が必要です。

④メモリアルプレート

メモリアルプレート

船体中央付近に、慰霊のためのメモリアルプレートがあります。戦後にエモンズ沈没船が発見された後に設置されたもので、2018年にアメリカ海軍のテクニカルダイビングチームが設置した花輪も見られます。

人気の撮影スポットの1つでもありますが、戦没者への祈りという意味でも、エモンズ沈没船に行くなら一度は訪れたいところです。

⑤ブローニングM2重機関銃

ブローニングM2重機関銃

主砲の後方には対空機銃単装20mm機関銃があります。これに直径2cmの真鍮製の砲弾が入っていて、機銃座下部には1.27mmの弾丸がたくさん落ちています。写真には映えますが、現在も爆発の危険性があるので注意しましょう。

エモンズ沈没船を撮影するならワールドダイビングがおすすめ

ワールドダイビングは沖縄恩納村にあるプライベートダイビングショップです。ご夫婦が経営されていて、少人数や一人旅の利用客がほとんど。

エモンズ沈没船ダイビングも、2名以上から実施していて、シングルチャージを支払えば1人でも参加できるので、撮影に集中したい方におすすめです。また、テクニカルダイビングも実施しているので、ライセンスを持っている方は船内の写真も撮ることができます。

沖縄のダイビングショップ「ワールドダイビング」について

沖縄のダイビングショップ「ワールドダイビング」について

ワールドダイビングは沖縄本島の中部、恩納村のダイビングショップです。一人旅や少人数での参加をメインにしたプライベートスクールで、女性スタッフも在籍しており、安心して参加いただけます。

ダイビングライセンスの取得を目指す方はもちろん、リフレッシュダイビングや初心者、ブランクダイバーの方も大歓迎です。

初心者の方には、ダイビングの基礎知識からしっかりとレクチャーし、安全に楽しんでいただけるように指導いたします。また、ブランクダイバーの方には、久しぶりのダイビングでも安心して楽しんでいただけるよう、アシストいたします。

Cカードをお持ちの方には沖縄本島全域、近郊離島のご案内をしております。人気なのはエモンズ(USS EMMONS)の沈没船や辺戸岬ドーム、水納島などが人気です。

プライベートスクールならではのアットホームな雰囲気で、ダイビング以外にも沖縄ならではの文化体験や観光スポット案内なども提供しています。

ご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、お待ちしております。

会社情報

ショップ名 沖縄ダイビングスクール ワールドダイビング
会社名 (株) ワールドダイビング
住所 〒 904-0415 沖縄県国頭郡恩納村仲泊47番地
TEL 098-989-1474
営業時間 AM 9:00~PM 19:00
URL https://www.owd.jp
運営者 空 良太郎